家族でNISA
家族でNISA 3つの秘訣
ご家族でNISA・ジュニアNISA口座を開設して、NISAをフル活用
ご家族の将来設計やお子様の将来のためにNISAやジュニアNISAを活用したいと考えている方の中には、NISAの非課税枠について「上限額は年間120万円は少ないな」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような方には、ご家族それぞれでNISA口座・ジュニアNISA口座を開設することをおすすめいたします。
NISA口座は、1人1口座まで作ることができます。1人分の非課税枠は年間120万円ですが、例えば、ご夫婦、祖父母、お子様(未成年)の5人家族の場合、ご家族皆様がそれぞれNISA口座・ジュニアNISA口座をお持ちになると、ご家族での非課税枠は年間560万円(一般NISA:120万円×大人4人、ジュニアNISA:80万円×未成年1人)になります。
ご家族一人ひとりがNISA口座を持つことで、資産運用・投資についてご家族で考えるきっかけにもなります。ご家族皆様でNISA口座を開設して、NISAのメリットをフル活用しませんか?
NISAで贈与
「家族皆に現金を贈与して、全員でNISAを活用したい!・・・でも、贈与税は?」
贈与税には、受贈者一人につき年間110万円までの基礎控除(非課税枠)があります。ジュニアNISAの非課税枠は年間80万円と、生前贈与の基礎控除(非課税枠)の範囲内のため、贈与した現金をお子さん・お孫さんがNISAで運用することができます。
実質的に増税となった相続税対策としても有効です。
NISAで株主優待
株主優待を多く得るには、優待が欲しい銘柄をたくさん買うこともそうですが、『家族で買う』 と効率が良い場合が多いです。
100株で1つ優待がもらえるからといって、200株買えば倍の2つもらえるわけではない場合がほとんどですが、ご家族で考えた場合、ご家族それぞれが100株ずつ買うと、その分優待も多くもらえるようになります。
配当のある銘柄でしたら、配当を非課税でもらえるのでうれしいですね。
タイプ別 NISA活用法
株式で積極投資タイプ
成長株に、NISA非課税枠を活用し投資!株式投資では、売却益と配当金(配当のある銘柄の場合)が非課税になります。
左の例だと、売却益20万円と配当金5万円に、合計5万円(※1)の税金がかかるところが非課税に!
※1 復興特別所得税は考慮しておりません。(復興特別所得税を加味した場合20.315%)
お楽しみ株主優待タイプ
株主優待を狙って株式投資!
左は株主優待のほんの一例ですが、普段のお買い物、家族での旅行など、様々なシーンでお得な株主優待がいっぱいです。
配当のつく銘柄だとダブルで嬉しいですね。
コツコツ投信積立タイプ
投信積立とは、投資信託を、毎月決められた日に一定の金額で買い付けるものです。
毎月1万円程度から積み立てられます。
購入代金は、銀行預金口座からの自動引き落としなので、初回以降、面倒な手続きがありません。
プロにお任せ投資信託タイプ
個人では、株式や債券などの投資対象に関する幅広い情報を得たり投資手法を身に付けることはなかなか難しいといえます。
投資信託は、経済・金融などに関する高度な知識を身に付けた専門家が投資家に代わって運用します。
ジュニアNISA
2016年より、未成年者を対象とした「ジュニアNISA」がスタートしました。
・生前贈与として、節税対策(非課税で資産を子ども・お孫さんに譲れる)
・家族でNISAを更にフル活用するメリットがあります。
年間の非課税上限枠 | 80万円(5年で最大400万円) |
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対象年齢 | 0~19歳 |
金融商品 | 上場株式、公募株式投資信託など |
期間 | 投資した年から最長5年 |
投資期間 | 2023年まで |
注意点 | 原則18歳まで引き出せない(途中で引き出すと課税対象) |