「お客さま本位の業務運営を実現するための方針」の成果指標(KPI)および取組状況について

2023年6月30日

岡三にいがた証券の「お客さま本位の業務運営を実現するための方針」の成果指標(KPI)および取組状況は以下の通りです。

本方針の取組状況について

【1. 当社の姿勢】

当社の地域貢献への取組み姿勢を示すものとして「地域応援ファンド寄付金額推移(累計)」を、地域のお客さまからの評価の一つとして「紹介による新規のお客さま比率」を、また、お客さまとの末永いおつきあいを目指す尺度として「お客さまの取引年数分布」をKPIとして公表しております。


地域応援ファンド寄付金額推移(累計)

  


地域応援ファンドの寄付先
にいがたインフラサポート 新潟県
にいがた創業応援団 新潟県
うるおいの大地 新潟市アグリパーク、
長岡市ふるさと体験農業センター(農の駅あぐらって長岡)、
長岡市緑花センター「花テラス」
トキ応援ファンド
トキ子育て応援ファンド
新潟県トキ保護募金

※「にいがた創業応援団」「にいがたインフラサポート」寄付金額は、岡三アセットマネジメント(株)寄付分を含みます。
※「トキ応援ファンド」は2019年9月に、「トキ子育て応援ファンド」は2020年5月にそれぞれ償還しました。


紹介による新規のお客さま比率

紹介による新規のお客さま比率は、新たに口座開設されたお客さまのうち、取引動機が「紹介」と回答された比率を示しています。


お客さまの取引年数分布

取引年数別のお客さまの分布状況は口座開設からの年数の分布状況を示しています。

 

【2. お客さまの最善の利益の追求】

当社は、お客さまの最善の利益を追求する上で、人材育成を重視する姿勢を表す尺度として「外部専門資格の保有件数」をKPIとして公表しております。


外部専門資格の保有件数

※括弧内は、全社員に占める比率を示します。


【3. 利益相反の適切な管理】

当社は、利益相反管理方針を定め、お客さまの利益を不当に害する恐れのある取引を特定し、分類・管理しております。
また、「グループ内に限らない幅広い品揃え」を示す「岡三アセットマネジメントの投資信託販売比率」をKPIとして公表しております。

※「岡三アセットマネジメント」(持分法適用会社)は、2023年7月より「SBI岡三アセットマネジメント」に名称変更となります。


岡三アセットマネジメントの投資信託販売比率

岡三アセットマネジメントの投資信託販売比率は、公募投資信託販売額のうち持分法適用会社である岡三アセットマネジメントの投資信託販売比率の推移を示しています。

また、投資信託の取引においてグループ内運用会社の商品を販売する際は、「重要情報シート(投資信託・個別商品編)」において当該商品がグループ内運用会社の商品である旨を明記しお客さまに説明しております。


【4. 手数料等の明確化】

当社は、お客さまへご提案する商品に応じて、契約締結前交付書面の他、目論見書及び設計書等において、手数料等について記載し、お客さまにわかりやすくご説明をしています。他に外国債券等を相対取引でお取引する場合には、いわゆるスプレッドの考え方について、概要を弊社ホームページに掲載しているほか、担当者がわかりやすくご説明しています。なお、提案商品が複数ある場合には、お客さまの適切な投資判断のため、目論見書及び必要に応じてそれぞれの重要情報シート等を用いるなどして、手数料等をご説明しております。


【5. 重要な情報のわかりやすい提供】

当社は、商品・サービスに関するリスク、手数料、販売対象として想定される顧客属性、及び利益相反が起こりうる場合は適切に管理している旨等の重要な情報を、必要に応じて「重要情報シート」等を用いるなどして、わかり易くご説明しております。特に複雑な商品、価格の変動の大きい商品、複数の商品・サービスをパッケージとして販売する商品(パッケージ商品)に関するお客さまの投資判断に必要な情報につきましては、図表を用いた資料や確認書類及び必要に応じて重要情報シートを用いるなどしてわかりやすく説明しております。

(当社取り扱いのEB債のリスク・リターン)

当社の取り扱ったEB(日本株参照・単一)のリスクとリターン実績(償還済)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売したEB(日本株・単一参照)で、2018年4月~2023年6月の間に償還(早期償還含む)したもの(8銘柄)が対象です。

 


当社の取り扱ったEB(日本株参照・複数銘柄)のリスクとリターン実績(未償還)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売したEB(日本株・複数銘柄参照)で、2018年4月~2023年6月の間に発行し、2023年6月末時点で未償還のもの(6銘柄)が対象です。

当社の取り扱ったEB(日本株参照・複数銘柄)のリスクとリターン実績(償還済)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売したEB(日本株・複数銘柄参照)で、2018年4月~2023年6月の間に償還(早期償還含む)したもの(7銘柄)が対象です。

当社の取り扱った株価指数連動債(単一指数参照)のリスクとリターン実績(未償還)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売した株価指数連動債(単一指数参照)で、2018年4月~2023年6月の間に発行し、2023年6月末時点で未償還のもの(8銘柄)が対象です。

当社の取り扱った株価指数連動債(単一指数参照)のリスクとリターン実績(償還済)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売した株価指数連動債(単一指数参照)で、2018年4月~2023年6月の間に償還(早期償還含む)したもの(14銘柄)が対象です。

当社の取り扱った為替連動債(PRDC:元本確保型:先進国通貨)のリスクとリターン実績(未償還)

  • リターン:各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益の合計値より算出)
    回数:投資期間1年相当を1回分として計上
  • 当社で販売した為替連動債(PRDC元本確保型:先進国通貨)で、2023年6月末時点で未償還のもの(7銘柄)が対象です。

 


グラフの見方について
  • 当社で過去に販売した私売出の複雑な仕組債のリスク・リターンを表したグラフです(売出債は除きます)。
  • このグラフには、中途売却を行った場合のリターンは含まれていません。
  • このグラフは当社における過去の販売実績に基づくものであり、本仕組債の将来のリスクとリターンについて何らかの示唆を与えるものではありません。また、このグラフは本仕組債への投資を推奨する目的で作成されたものではありません。

【償還済の仕組債について】

  • 横軸の「トータルリターン」は、各銘柄の年率換算したトータルリターン(利息の合計額と元本損益を合算した値により算出)を示しています。
  • 縦軸の「本数(回数)」は、年率換算したトータルリターンによる1年間の投資を何回(本)行うことができたかを示しています。
    (例:3年満期の仕組債の年率換算トータルリターンが5%の場合、5%に3本(回)分を計上)
  • リターンは横軸の各銘柄の年率換算したトータルリターンにより、リスクは横軸のトータルリターンのばらつきにより表現しています。

【未償還の仕組債について】

  • 横軸の「トータルリターン」は、各銘柄の年率換算したトータルリターン(支払済の利息の合計額と分析時点の時価を合算した値により算出。時価は2023年6月末時点の値)を示しています。
  • 縦軸の「本数(回数)」は、年率換算したトータルリターンによる1年間の投資を何回(本)行うことができたかを示しています。
    (例:3年満期の仕組債の分析時点における投資期間が2年、年率換算トータルリターンが5%の場合、5%に2本(回)分を計上)

【6. お客さまにふさわしいサービスの提供】

当社は、お客さまの投資方針、投資目的、金融知識、資産の状況やライフプラン、ご意向やニーズを踏まえ、当社商品ラインナップの中から最適な商品・サービスを提案しております。

また、個々の商品のご提案につきましては、商品の特性やお客さまの投資経験、ご年齢なども総合的に勘案して行っております。

商品性が類似していると思われる場合や代替商品については、内容(手数料を含む)の比較等の情報提供により、お客さまが最適な選択をできるよう努めております。

複数の商品・サービスをパッケージとして販売する商品については、その商品が、例えばファンドオブファンズなどである旨を目論見書及び必要に応じて「重要情報シート(個別商品編)」を用いるなどして説明しております。

なお、お客さまへ販売した後は、お預かり商品に一定以上の価格の変動が生じた場合など、段階的な目途を定め、適宜・適切にお客さまへ状況を報告しております。


また、お客さまへの情報提供手段の一つとして対面・リモートでの各種セミナー開催を実施しております。

各種セミナー開催状況


投信平均保有年数の推移

投信平均保有年数は、投資信託平均残高を解約・償還金額で割ることにより算出・グラフ化しています。


らくらくネット情報便(ウェブサイト上の資産管理&情報提供サービス)

お預り資産の状況、お預り資産残高の推移、お預入れ・お引き出しの状況、お預り証券等の明細などの口座情報やマーケットデータ・市況解説などの投資情報を無料でご覧いただけます。

(当社は金融商品の組成に携わっておりません)


【7. 役職員に対する適切な動機づけの枠組み等】

当社の業績評価制度は、“CX評価”を組み入れた総合的な業績評価体系となっております。また、「お客さま本位の業務運営を実現するための方針」の各原則は、研修や日頃の意識づけにより浸透に努めております。

“CX”(Customer Experience)とは、お客さまのことを親身に考え行動し、お客さまと末永くお付き合いいただけることを目指す当社の方向性を示しております。この価値観を社内で共有するとともに、評価制度にも組み入れています。


当社の主な研修実施状況(2022年度)
営業店部長研修 マネジメント力向上、労務管理、BCP
営業次席・ライン管理職研修 店部長のサポートとマネジメント力向上、BCP
営業スタッフ管理職・上級社員研修 営業力強化、コンプライアンス、メンタルヘルス
営業中級・2,3年社員研修 仕事に対するモチベーション向上、コンプライアンス
若手営業社員研修 1・2年社員営業研修(計8回)
新商品勉強会 新規投資信託銘柄勉強会(計4銘柄)
管理社員勉強会 各店管理社員勉強会(四半期毎)
e-ラーニング
(コンプライアンス・毎月)
コンプライアンス関連テーマにより毎月実施(計12回)
e-ラーニング
(投資・マクロ経済情報・毎週)
マクロ経済や市場の状況をとらえる姿勢を浸透させるためのe-ラーニング(計52回)

共通KPI(成果指標)

投資信託の運用損益別お客さま比率(過去3年分)


投資信託の預り上位20銘柄のコスト・リターン、リスク・リターン(過去3年分)
【2021年3月末】

 


【2022年3月末】

 


【2023年3月末】

 


投資信託の預り残高上位20銘柄
【2023年3月末】
No. 委託会社 銘柄
1 インベスコ 世界厳選株式オープン〈為替ヘッジなし〉(毎月決算型)
2 ピクテ グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)
3 AMOne 新光US-REITオープン(愛称:ゼウス)
4 岡三アセット JPX日経400プラスにいがた・アクティブ(愛称:匠の逸品)
5 三菱UFJ国際 NASDAQオープン Bコース
6 朝日ライフ ハリス世界株ファンド(毎月決算型)
7 岡三アセット アジア・オセアニア好配当成長株オープン(毎月分配型)
8 イーストスプリング インド公益インフラ債券ファンド(毎月決算型)
9 岡三アセット 米国バイオ&テクノロジー株オープン
10 三井住友TAM 次世代通信関連 世界株式戦略ファンド
11 大和 グローバルIoT関連株ファンド -AI新時代-(為替ヘッジなし)
12 三井住友DS グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし)
13 三菱UFJ国際 サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)
14 大和 ハイグレード・オセアニア・ボンド・オープン(毎月分配型)(愛称:杏の実)
15 AMOne 新光J-REITオープン
16 三菱UFJ国際 次世代米国代表株ファンド
17 岡三アセット 為替ヘッジソブリン/農業関連オープン(愛称:うるおいの大地)
18 岡三アセット 欧州ハイ・イールド債券オープン(毎月決算型)ユーロコース
19 岡三アセット 日本連続増配成長株オープン
20 ニッセイ ニッセイ健康応援ファンド

金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」との対応関係表

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